コンサートレストランは5月23日から鉄骨の建て方工事を始めます。
建て方をする前に現場で張弦梁のテンションをかける作業を行いました。
上の写真はテンションをかけ終えた張弦梁です。梁背を低く抑えながらスパンを大きく確保するために張弦梁をメインの客席の屋根に採用しています。
梁を作業台に並べます。ワイヤをセットして梁のむくり寸法を管理しながらテンションをかけます。付加する張力があまり大きく必要ないためテンションは手作業でかけます。
午前中ですべての梁にテンションをかけ終えました。
午後に鉄鋼作業所で製品検査を行いました。材質板厚の検査は2週間前に行っています。今回は溶接部位のUT検査と柱、梁の長さや背など寸法の検査です。
UT検査は鉄骨の溶接部に超音波を当ててそのエコーから溶接部位に傷が有るかどうかを確認する検査です。もし傷が基準値以上あれば不合格部は補修しなければなりません。
UT検査、寸法検査とも問題なく合格でした。