木造2階建ての住宅の一部を解体し、大屋根に包まれた居間、主寝室、ロフトを増築し、キッチンや食堂、子供部屋をリフォームしました。
増築された居間と食堂に囲まれて広い木製デッキのアウトドアリビングを設けています。居間や食堂、キッチンから等しく関係性を持たせ、この住宅の核となるように計画しました。
居間の吹き抜け、寝室、ロフトは大屋根なりに空間が連続していきます。
家の中の植栽
7年前に設計した豊島区のI邸にいく機会がありました。階段ホールに奥様がつくられた人形が飾ってあり、また植栽も置かれています。素敵に住まわれています。路地状敷地にたつ家ですが設計意図の通り明るく開放感が感じられます。
旧家屋の解体材を再利用します
旧家屋の解体材を再利用します。材料の再利用は大変で現場で、作業する大工さんはいやがりますが出来上がると必ず味わいある仕上になります。ホゾ穴は埋め木することになります。少し曲がっていますが、工夫して使う予定です。その他床板材、照明器具、敷石など多く旧家屋のものを使う予定です。
樹木を残して着工します
立面図(道路側)
旧建物の解体が終わり、工事着工です。道路沿いに育っている樹木は可能な限り残しました。これからの工事期間その周りの土も残してゆくつもりです。土の中にはいろいろな球根やら種子があるはずです。来年6月竣工予定ですがその時また今年と同じ植物が芽を出してくれることを期待しています。
ゆず湯で冬至 imoto
冬至です。家になっていたゆずをもいでゆず湯に入りました。
湯船につかりながら浮かんでいるゆずをつぶすとゆずの香りが浴室に広がります。体はぽかぽかです。
ところで今日に気候はなんか変!暖かすぎるし、春一番のような風がふくし…
K邸 増築+リフォーム 竣工しました。
K邸の増築+リフォームが外部のデッキテラスを残して完成しました。明日引っ越しです。
外観の写真の右側の外壁の白い部分が既存建物の住宅で、内部(キッチンや食堂、子供部屋等)をリフォームし、2階にバルコニーを増築しています。ブリティッシュグリーンの大屋根で覆われた部分が増築部です。大屋根のなかで居間、寝室、ロフトが吹抜けを介して立体的に繋がっています。
完成写真を「WORK LIST」のページにアップしたらお知らせします。
住吉の長屋とエンケンディナーショー imoto
先週は雑記更新できませんでした。
で2週分。
先週12月13日にギャラリー間の安藤忠雄展いってきました。住吉の長屋の現寸模型を観たかったからです。模型や写真、図面等学生時代から色々観ていましたが実際のスケールを体験できてとてもおもしろかったです。ベニヤでコンクリート打放しを表現した方法も実際の打放しコンクリートの質感をリアルに再現されていました。(コンクリートはベニヤを型枠にして打ちます。地と図の反転…)
作り手の先鋭性と住まい手の先鋭性が出会った前衛的な住宅です。この住宅を使いこなす住まい手の凄さに感心しました。
で14日の日曜日は、知人(花嫁さん)の結婚式の2次会で天王洲アイルに行ってきました。会場は桟橋に係留された運河に浮かぶ船です。幸せそうで私も心温まりました。
で今月のメインイベント! 遠藤賢司クリスマス”定食”ディナーショー!
定食は牛すき焼き定食とししゃも天ぷら定食。おいしかった。ライスはピラミッド型です。でももう少し温かかったらもっと良かったけど。デザートはぜんざいでした。
エンケンはとてもかっこよかった。前半はソロ,休憩を挟んで後半はエンケンバンドでした。最後は「夢よ叫べ」を熱唱し見栄を切って終わりました。
とてもROCKしててハジケて感動しました。
最近読んだ本 imoto
家になっているゆずもすっかり黄色くなりました。冬です。青い空とのコントラストがとてもきれいです。
で先週は締め切り前で土日祝土日日と仕事していました。最近読んだ本です。
1000の小説とバックベアード 佐藤友哉 著
今まで読んだ著者の小説と違って希望の持てる終わり方でした。信じても良いかなと思わせる小説でした。
砂漠 伊坂幸太郎 著
読書中、頭の中でず〜とRamonesとThe CLASHが鳴りっぱなしでした。痛快です。
フィッシュストーリー 伊坂幸太郎 著
短編集。特にフィッシュストーリーが面白かった。バンドが実在すれば是非聞いてみたいレコードです。サクリファイスとポテチに出てくる黒澤さんはCOOLでとてもカッコ良い。
ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 著
読書中、頭の中でず〜とAbbey RoadのB面が鳴りっぱなしでした。どんなになっても逃げ延びろ。最後救われました。
ユージニア 恩田陸 著
構成がとても面白かった。一体なんだったんだろう。鮮やかな青と真白,色彩を感じる小説でした。
江利子と絶対 本谷有希子文学大全集 本谷有希子 著
怖い話。気持ち悪くて救われないけど面白かった。
忌館 ホラー作家の棲む家 三津田信三 著
単純に楽しめた。伏線が沢山あって、何回も読み返してしまいました。
LOFTのある寝室 K邸リフォーム+増築
K邸はもうすぐ完成です。引っ越しは年内に予定しています。
増築部分の大屋根に居間-寝室-LOFTの書斎が立体的な空間のつらなりとなって包まれています。
2階の寝室の窓を開けると1階の居間が望めます。スケルトンの階段を上るとLOFTです。木の優しさに包まれた優しい空間になりました。
これからキッチンの据え付け、内部の木製建具の取り付けなどをする予定です。
EM邸リフォームが完成しました
今まで天井内に隠れていた小屋組をあらわし、大きな空間の部屋が出来ました。設計時はH=2.4mで天井を仕上げる予定でしたが、現場で高い天井の部屋に変更しました。おおらかさを感じるすてきな部屋になりました。