棟が上がりました。前面道路が狭いため苦労したようです。3階建てですが道路より少しひきをとって建てたため、まわりの街並のボリュームにうまくなじみそうです。
構造上主要な柱は12cm角、管柱は10.5cm角で、一部アクセントとなる柱は燃え代(準耐火構造のため露出する木部は、燃え代3.5cmを考慮した太さが必要となります)も考慮して18cm角としています。樹種は、和歌山産の杉を使用しています。
土台は先週の土曜日(17日)に敷き終えました。白蟻に強いヒバを使用しています。
この現場行く場合、わたしはいつも小学校の脇の坂を上っていくのですが、坂の中程に椎(シイ)の木の大木が生えています。坂の下から木を見上げるようにのぼっていく感じが好きで、晴れた日はとても気持ちの良くすがすがしい気分になります。椎の木は正式にはスダジイというようです。この木は北区の保存樹に指定されています。