建物解体をはじめます


新築のため解体することになりました。事情があり敷地を分割するに際してどうしても残せません。戦前に建てられた家屋で解体するのは忍びないのですがしかたがありません。新家屋にこの家屋の解体材を利用するつもりです。また周囲の樹木や土も貴重です。可能な限り残して新築後もこの雰囲気を残そうと思います。

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage

入間航空祭 格納庫の扉 imoto

ライオンズ優勝おめでとうございます。我ひいきのチームは今年は最下位…

で先週入間航空祭に行ってきました。(1週間前ですが)

格納庫の扉

航空機の格納庫の扉です。片側7枚の引き戸両側で14枚。高さも開口幅も普段設計している規模と全然違います。扉1枚の厚みは30cmくらい(普通の10倍)あります。スケールアウトしていて即物的で機能のみのデザイン、素っ気ないけれどとても興味深い形です。

UFO?

これはなに?航空ショーにUFO? ベントラーベントラーベントラー!!(by Piper)

正解は「続きを読む」をクリック!

続きを読む 入間航空祭 格納庫の扉 imoto

庭がきれいな建物になりました

夏が過ぎて春に完成したM邸の庭はどうなっているか確かめようと立ち寄ってみました。ちょうど都合よく建主のM氏が庭におられて、室内を案内していただきました。調度品などを上手に配置され、生活を楽しんでいる様子でうれしく感じました。
緑が多いと建物に深みを感じます。秋も深まってきましたが、M邸の庭はまだ夏真っ盛りの趣でした。

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage

劇団、本谷有希子に大琳派展 imoto

劇団,本谷有希子に行ってきました。「幸せ最高ありがとうマジで!」 
本谷有希子さんの芝居を見るのは初めてですがとてもおもしろかった。日常に狂気が入り込んでくる。その狂気が日常の狂気を暴き…とてもショッキングでとても面白い芝居でした。幕が開いたときセットの新聞屋さんのガラス戸に照明の加減で偶然か計算尽くか客席が移り込むのですが、それが芝居の先行きを暗示しているようでとても印象的でした。

で琳派展に行ってきました。到着は閉館1時間前です。だいたいその辺りの時間に行くとほぼすいていて、すべて観るのは時間的にはきついのですがわりとゆったり観れます。宗達の風神雷神図が観たくて後半期の展示を選びました。宗達の迫力と光琳の洗練に圧倒されます。
鈴木其一の植物や水などのモダンな表現にひかれました。リアルな表現と抽象的な模様とが適度な空白を中に緊張感を持って構成されています。今の建築の空間との共通性を感じます。
BE@RBRICKの風神雷神が売っていました。思わず買いそうになりましたが…

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage

K邸増築+リフォーム 工事報告

K邸の現場中間報告です。
外部の屋根工事、外壁工事はほぼ終わりました。来週サイディング部分の色彩を決めて塗装工事をはじめる予定です。


モスグリーンのカラーガルバリウム鋼板竪ハゼ葺きの大屋根は軒を巻いて外壁に続いていきます。「おおらか」に大屋根が住宅を包んでいるようなイメージです。大屋根に包まれた外壁は、サッシとサイディングの外壁です。


室内は大屋根なりの空間です。居間から2階の主寝室、ロフトへと天井が屋根の勾配なりに連続していきます。断熱材を入れて内壁下地の石膏ボードをほぼ貼り終えました。これから仕上工事です。


現場の打合せを終えてふと向かいを見ると柿が一杯に実をつけていました。
秋だ〜!

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage

小屋組を残す2


既存の小屋組を残しました。小屋裏の様子を全て残したかったのですが、断熱材を入れ、小屋裏換気を出来る状態にしたうえでボードを張りました。骨格の骨組みは塗装をし、このまま表す予定です。一番高い部分で床より3.8mほどあり、きもちのよい部屋になりそうです。
現場は耐震補強もだいたい終わり、仕上げの段階になってきます。ただ新しくしても面白みがないので、古い良さをどう出してゆくか思案するところです。

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage

渋さ知らズのLIVEにいってきました-STAFFの雑記

STAFFの雑記を久々に書きます.これからは毎週1回のアップを目指して何やら書いていこうと思います。

渋さ知らズちらし

池袋で渋さ知らズオーケストラのライブ「池袋大作戦』を見てきました。超激テクの演奏家とダンス(舞踏にゴージャスダンスにバナナのダンス)と巨大浮遊オブジェ(銀色のエイ)が入り乱れてのライブパフォーマンス!なんだか良くわからない説明ですが混沌として楽しいライブでした。
今回は公演に先立ってダンス、美術,音楽のワークショップがあり、ライブに出たい人(=一般の人たち)はワークショップに参加すればライブに出演出来るという企画でした。ライブを観ておもったのは素人とプロの圧倒的な差とその差を埋めるプロのフォローの凄さです。出演者も観客も渾然一体となってとても楽しい公演でした。
家で渋さ知らズの「本多工務店のテーマ」を聞きながらアップしています!!

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage

M-HouseがOZONE家づくりサポート事例紹介のページに掲載されました

M-House 住宅外観

M-HouseがOZONE家づくりサポート事例紹介のページに掲載されました。数年後ミモザの木が立派に育って黄色い花を咲かせたら本当の完成です。ミモザの木がどう育っていくか毎回訪れるのが楽しみな住宅です。

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage

制震装置を使ったMO邸リフォームと豊洲四丁目団地の完成写真をアップしました

次の2件をWORK LISTに加えました。どうぞ御覧下さい。
MO邸リフォーム(制震装置を使って戦前の住宅をリフォーム)
豊洲四丁目団地再生(1979年の団地のイメージアップ)

「HOME PAGE」の「WORK List」のタブをクリックしていただきリフォームのタブから御覧になれます。またHOME PAGEが表示されていない場合はここをクリックして下さい。「WORK List」へ入れます。


MO邸リフォーム(制震装置を使って戦前の住宅をリフォーム)

MO邸 制震装置を使用して伝統工法の家をリフォーム
□建物概要
構造規模:木造材来工法/地上1階建、2階建
用  途:住宅

戦前に建てられた伝統工法の住宅の以前は母屋だった部分をリフォームしました。外観は変えず、内部を一度すべて撤去し、土台の補強、免震装置の取付け、筋交いの設置などを行い、地震に強い新たな表情をもつ建物として再生しました。広い庭と広間とが一体となる空間を目指しました。


豊洲四丁目団地再生(1979年の団地のイメージアップ)

団地再生 メインアプローチ、サインオブジェ 団地再生 メインゲート
団地再生 ピロティと落下防止庇 団地再生 エントランスホール改修

豊洲団地は高度成長期に住宅都市整備公団が豊洲に初めて建てた大規模団地です。長い年月を経て、周辺には次々に新しいモダンなマンションが建ち、見劣りしていました。団地のメインアプローチや各住棟のエントランス、落下防止の庇、サインなどをアルミやガラスブロック、FRPグレーチング等クールな材料を使用して大規模に改修しました。明るい清潔な表情に再生できたと思います。

またこのほかに完成写真をいくつか差し替えてページを更新しています。
WORK LIST 住宅
 西ヶ原の住宅 =I邸=
 apartment house kyo-do
 Y-HOUSE(下北沢の家)
 奥沢ハウス
WORK LIST 集合住宅
 apartment house kyo-do
 Y-HOUSE(下北沢の家)
 奥沢ハウス
(住宅と集合住宅で同じ建物がありますが写真は違います。)
ご覧ください。

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage

既存の小屋組を残す


2階の天井を解体したところきれいな小屋組が現れました。H=2.4mで天井をつくる予定でしたが、この小屋組をつぶす手はないので、天井を屋根なりに高くするように急遽変更したらと考えています。リフォームはこうした予期せぬ発見がから面白い。


リフォーム工事をしている”(有)東京大助”の玉田大次郎 氏です。よくリフォーム工事をお願いします。いつも低コストで施工を請負ってくれます。以前は家具製作にたづさわっていたそうで、デリケートなこともこなしてくれます。また本人の方からいろいろなことを提案してくれる面白い方です。小屋組を残すことについて彼から申し出て来ました。コストを顧みず積極的です。

東京都世田谷区の建築設計事務所 ユミラ建築設計室 HomePage