昨年竣工したI邸に1年後の様子を見に行く機会がありました。庭の植物が育って、設計時に考えていた”庭と建物とが一つになる”という考え方が良かったと確認できました。建物と植物とがきれいな関係になる建物は深みがあります。
左のネットに絡んでいるのはゴーヤだそうです。
住宅
昨年竣工したI邸に1年後の様子を見に行く機会がありました。庭の植物が育って、設計時に考えていた”庭と建物とが一つになる”という考え方が良かったと確認できました。建物と植物とがきれいな関係になる建物は深みがあります。
左のネットに絡んでいるのはゴーヤだそうです。
竣工したのが昨年の7月。植栽の時期としてはあまり良くありませんでした。
お施主様は半年待って植栽をしました。植栽のスペースは道路側と庭です。庭には芝もはる予定だそうです。今年の夏の1年検査の際,植栽がどのように育っているかとても楽しみです。
ホームページのワークスのページに竣工写真をアップしました。こちらも御覧下さい。
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□建物概要
構造規模:木造 在来工法/地上3階建
用 途:住宅
通り土間(玄関)を通してプライべート空間(茶の間=庭)とパブリック空間(道路)が連続的に繋がっていき、プライバシーを確保しながらも開放的な住宅となる様に計画しています。
「北区の住宅」が完成しました。
□建物概要
構造規模:木造/地上3階建
設 計:ユミラ建築設計室
施 工:豊栄建設
プライべート空間(茶の間=庭)ー通り土間(玄関)ーパブリック空間(道路)の連続的な生活空間の繋がテーマでした。玄関上の2階は浴室です。ベランダを通して庭に開いています。
茶の間には大きな開口を設け、濡れ縁を介して庭につながります。
茶の間の奥の杉板の壁で囲まれた部屋は台所です。対面式のカウンターキッチンになっています。玄関廊下とは、大きな引き戸で仕切ります。3本の18cm角の柱がとても立派です。
階段踊り場には、大きな本棚を設置しました。
HAMのアンテナも無事設置したため足場が外れました。
ガルバリウム鋼板の竪リブの外壁がきれいです。道路側には、内部の階段にそってアトランダムに開口を設けています。
足場が外れたため外構の工事も始まりました。茶の間と庭の間に濡れ縁を設けています。8月にはご家族でここで花火を楽しんでもらうとうれしいです。
6月23日の土曜日にHAMのアンテナを設置しました。設置工事の中心は、お施主様です。
片流れの屋根に大工さんが製作したアンテナ設置台を置き、その上に架台を建てます。架台はワイヤで壁面か支持をとりました。梅雨の最中ですが、天気はまさにピーカン! 順調に作業を進めることができました。
外部の建具を取付け後、ガルバリウム鋼板竪リブの外壁をほぼ張り終え、現在は内装工事をしています。
フローリング(ビーチ材の3層フローリング)も張り終え、階段の施工も終えました。踏面、蹴込板とも35mm厚のイースタンホワイト(ゴムの木)の集成材を使用しています。厚い集成材の小口を強調して見せるように設計しています。なかなか迫力があります。写真の手前に見える階段室の18cm角の柱は、和歌山県田辺市龍神(龍神温泉の龍神です)の100年ものの杉材です。とてもりっぱです。(4本使用しています)
棟が上がりました。前面道路が狭いため苦労したようです。3階建てですが道路より少しひきをとって建てたため、まわりの街並のボリュームにうまくなじみそうです。
構造上主要な柱は12cm角、管柱は10.5cm角で、一部アクセントとなる柱は燃え代(準耐火構造のため露出する木部は、燃え代3.5cmを考慮した太さが必要となります)も考慮して18cm角としています。樹種は、和歌山産の杉を使用しています。
土台は先週の土曜日(17日)に敷き終えました。白蟻に強いヒバを使用しています。
この現場行く場合、わたしはいつも小学校の脇の坂を上っていくのですが、坂の中程に椎(シイ)の木の大木が生えています。坂の下から木を見上げるようにのぼっていく感じが好きで、晴れた日はとても気持ちの良くすがすがしい気分になります。椎の木は正式にはスダジイというようです。この木は北区の保存樹に指定されています。
北区の住宅が着工しました。
大安日に地鎮祭を行いました。木造3階建て、前面の道路とプライベートな庭を結ぶ玄関土間のある住宅です。敷地周辺の特性を生かすために玄関土間を設けましたが、更地の敷地を見て、完成した建物を想像するとうまく玄関土間がフィットして明るい住宅ができそうです。
先日床付の確認をしました。この辺りは、遺跡の出る地域で地山(関東ローム層)が出る手前を根切り底としました。地山の層に竪穴式住居の後や貝塚等が出る可能性が高いそうです。遺跡調査のため工事が止まらずホットしました。
基本設計が終わりました。これから実施設計に入ります。
前回写真をアップした1/50の模型からさらスケールアップした1/30の検討用の模型をつくりました。
通り土間(玄関)を介してプライべート空間(庭)とパブリック空間(道路)が連続的に優しく繋がります。
庭に面して大きく開口を開け、濡れ縁のある茶の間が面しています。気持ち良い団欒スペースになりそうです。
もうすぐ基本設計を終えます。
道路=公的空間 ー 玄関=通り土間 ー 庭=私的空間
連続するスペースに沿って開放的な生活空間を計画しています。